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大阪生まれ大阪育ち独り暮らしうつ病。猫とキラキラしたものと天然石が好き。
劇団四季ディズニーミュージカル「美女と野獣」舞浜公演
2022年12月04日 (日) | 編集 |
の、グッズ紹介です。

今まではこのようなタイトルの時は観劇感想だったんですが…。
今後、生きている間に舞台を観に行くことがあるのだろうか…と考えると
悲しいです。

今年10月に「美女と野獣 舞浜公演」が開幕しました。
「舞浜」ということでお気づきになられる方も多いかと思いますが
ディズニーリゾートのあるところですね。
今回の公演は、従来とは違った新演出や新脚本だそうです。

グッズやお土産は劇場内に入らないと(=観劇用チケットがないと)
直接実物を見て購入できないのですが
劇団四季のオフィシャルwebショップから買えるものもあります。
webショップでは美女と野獣以外にも
劇団四季の人気作品のグッズが販売されていますが、
美女と野獣だけ「お一人様3つまで」と購入制限がありました。
転売ヤーとかいるんだろうか。

ポストカード3種類入り
20221204-01.jpg
今までの美女と野獣のロゴ? 違うなイラスト? マーク? は
薔薇を眺めるビーストの横顔のシルエットのみの画像で、
ビーストの孤独さがよく出ていたと私は思っていました。

今回はビーストの絵は今までとは全く同じなんですが
そこに寄り添うようにベルのシルエットも並んでいました。

初めて見た時は
「ビーストとベルが並んでいる!」となんだか感無量だったんですが
何度か見ていると…。
前のビーストだけの画像の方が良かったような…。

今後はこれで行くんでしょうかね?

こちらはビーストとベルが踊っているシーンですね。
20221204-02.jpg
個人的には最初に紹介した絵柄よりもこちらの方が好きです。
美しくて良いです。
この柄の巾着などグッズも販売されていて、欲しかったんですが
どうせ使わないだろうな…。と購入を諦めました…。

最後の1枚は。
20221204-03.jpg
左上に向かい合ったビーストとベル、
ポストカード全体に薔薇の花びらが舞っています。
薔薇の花びら…って、散ってはダメなんじゃなかったっけ?
愛を知り、愛されることを知ったら、散っても大丈夫なんでしたっけ?

ポストカードは以上ですが、ピンバッチも買いました。
20221204-04.jpg
ポストカードの1枚目の図案ですね。
これも、最初見た時は「うーん…」と思ったのですが
記念に購入しました。
(現地に行ったわけでもないのに、何の記念なんだろう)
実物を見ると、ずっしり重くて高級感があり
なかなか良かったです。

そういえば、かなり前にニュースで知りましたが、
「オペラ座の怪人」のブロードウェイ公演が終了するとのこと。
もっともっともっと昔ですが、
「CATS」のブロードウェイ公演が終了した時は
「え!? 終わるものなん!?」と衝撃を受けました。
(その後しばらく経ってから、ロンドン公演も終了しました)

「オペラ座の怪人」も終わりが来るとは思わなかったので
びっくりしました。
地元の人がもう飽きてしまったのか、
観光客もそういった定番作品よりも新しい作品を観に行くのか…。

ニューヨーク一人旅の時に「オペラ座の怪人」も観ておけば良かったです。

今後、生きている間に海外一人旅ができることがあるのだろうか…と考えると
悲しいです。





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2019.2.28リトルマーメイド(大阪)観劇感想
2019年03月03日 (日) | 編集 |
2月28日は忙しくて
お昼に歯医者、リトルマーメイド(LM)観劇、心療内科通院と
かなり疲れました。

リトルマーメイド、あんまり興味がなかったんですよね。
アニメ版だとアリエルの髪が赤いのがなんか気に入らないし、
最後、海の泡と消えずにハッピーエンドになるし。

まあ、海の王トリトン役の芝清道さんを見にいったんですが。

途中、子供向けだなあと思ったりもしたけど
最終的にはなかなか面白かったです。
違うキャストで見る機会があれば、見てみたいです。
芝さんは…。ガンガン歌うわけでもなく、もったいなかったです。

キャスト
アリエル 三平果歩
エリック 竹内一樹
アースラ 恒川 愛
トリトン 芝 清道
セバスチャン 黒川 輝
スカットル 川口雄二
グリムスビー 星野元信
フランダー 渡邊寛中
フロットサム 伊藤綾祐
ジェットサム 飯泉佳一
シェフ・ルイ/リーワード 八百亮輔

アリエルの子が声も綺麗で見た目も可愛らしくて良かったです!
エリックの人は何かで見たなあ。マンマ・ミーア?
アースラが見事でした。

グッズ売り場を覗いてみたんですが
メモ帳とかバッグチャームとかあと何だったかな
欲しいものが売り切れで残念でした。
余計な出費がなくて良かったですが。




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オペラ座の怪人グッズが届きました。
2018年03月06日 (火) | 編集 |
本当は3月6日(今日ですね)に
京都でやっている「オペラ座の怪人」を観に行きたかったのですが…。
(今日はリハーサル見学会のイベントがあったので)
先週調べると、チケットが完売でした。

京都公演限定のキーホルダーも欲しくて。
観劇する代わりに、劇団四季のwebショップで買物しよう!と決めました。

そして、届いた商品がこちら。

DSC_1713.jpg
(クリックで大きな画像になります)
こちらが京都公演限定のキーホルダー。
オペラ座の怪人と言えば、白いマスクと赤い薔薇ですが、
こちらは薔薇の代わりに桜が描かれているのが京都っぽいです。

DSC_1714.jpg
(クリックで大きな画像になります)
カメオ(のイメージ?)のキーホルダー。
京都限定のよりこっちが気に入ってしまいました(笑)
もう1つ欲しいなあ。保存用と使う用と。

DSC_1712.jpg
(クリックで大きくなります)
リボンバレッタ。
リボンの真ん中のアンティーク調の薔薇とロゴが素敵。
これももう1つ欲しい…。

観劇の代わりにと思って買ったのですが、
買ったら買ったで観に行きたくなってしまいました(笑)←そしてきっとまたグッズを買う。
この3つ買っただけ(+送料)で結構なお値段になってしまったので
(公演のS席料金よりは安いですが)
行くとしたら来月かなあ…。




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ジーザス・クライスト=スーパースター「舞台芸術セミナー」イベント@大阪
2018年02月24日 (土) | 編集 |
2/22(清水・佐久間・谷原)のレポはこちら
2/23(神永・芝・山本)のレポはこちら

2/23のJCSの公演後にはイベントがありました。

JCSの美術監修を務める土屋茂昭先生による『舞台芸術セミナー』
またの名を『舞台美術セミナー』。
どっちが正しいのか、よく分かりません。

土屋先生、JCSの舞台には初演から関わっていらっしゃって
初演の幕が上がる前の舞台美術プランや初演時の画像など
貴重なものをいろいろ拝見することができました。

今回のセミナー、参加証に、
「作品著作権の関係上、
写真撮影、録音、録画、スケッチなどは固くお断り申し上げます」
と書かれていて
スケッチもダメ!?じゃあ、メモもダメ!?と怯えていたのですが
上記の舞台美術プランのスケッチ(by故・金森馨さん)に著作権あるのかなと判断し、
(また、メモがダメならそれも書かれているだろうと判断し)
メモは取らせていただきました。
不適切でしたら、この記事は削除させていただきます。

とは言え、セミナーを拝聴しながらのメモなので
書き漏れ、書き間違い等あるかもしれません。

「おはようございます」と土屋先生、下手側から登場。
舞台の世界ではいつでも「おはようございます」なので、と。
(どうでもいいですが、LK大阪公演初日のロビー開場前に
シンバ子役候補たちが浅利先生のところに「おはようございます」と挨拶に行っていました。
お昼すぎでした)

JCSの変遷について→スライド

アンドリュー・ロイド・ウェバー作曲/ティム・ライス作詞の
「Jesus Christ Superstar」がまずレコードになり、
1971年にNYにてロックオペラとして上演され、次にロンドンで上演。
NY~ロンドンと公演を見た浅利慶太氏が「これを劇団四季で上演したい」と交渉。
これが、劇団四季とロイド・ウェバーとの最初の出会いとのこと。

劇団四季は1973年にサンプラザ(?)にて初演。
キャパ2000人の劇場に200人しか入らず「失敗」。
(公演はこの時代には)「早すぎた」とおっしゃっていました。

同時期に越路吹雪さんを主演とした舞台も上演するが
越路吹雪さんが骨折のため、代役を立てたものの払い戻しの多さに
「スターシステム」をやめることを決断。
(当時、劇団四季では越路吹雪さん主演の舞台を日本やNYでプロデュース
されていたようです)

初演のジーザス役は「カツタ シゲカズ」。
この時に芸名が付きました。「鹿賀丈史」さん。
チラシかなにかの画像(土屋先生の私物)も見せていただきました。
当時のこの演目のタイトルは「イエス・キリスト・スーパースター」でした。

ここで、故・金森馨氏のアイディアのスケッチをいろいろ紹介してくださいました。
いわばボツになったのに、よく残っていたなあ。貴重です。
神殿の柱があったり、ヘロデの部屋があったり。
トランポリンでジャンプしながら歌うというアイディアもありました。
それ、できたら面白いと思う。

23~24歳の市村正親さんのヘロデ王の写真もありました。
とても色っぽいヘロデだったとのこと。
今はおっさんですが、と土屋先生。
いやいや、今でも十分かっこいいです。

初演から3年後の76年に「砂漠編」(エルサレムバージョン)を日生劇場にて上演。
もっと「史実に沿った」内容や「内面」を描きたいとのことで、
稽古場に遠藤周作先生が来られてアドバイスを下さったとのこと。
(アドバイスというか、いろいろ感想をおっしゃっていたようです)

金森馨氏は、実は飾るのが大好き(土屋先生談)で
いろんなアイディアを全部初日前に舞台に仕込んだんですが
「これ、いらないよね」と浅利慶太氏が全部やめちゃったようです。

ゴンドラ 寺田稔

とメモがあるんですが、肝心の話を覚えていません。
当時のユダが(伝説のCDの)寺田稔さんだったということでメモしたような気がします。

これは、イエスとユダのラブストーリーだと。
そういう見方は(特に一部のジーザス&ユダの時に)ファンの間でもありましたが、
公式には初めての発表?ではないでしょうか。
当時はもっと二人で床をごろごろするシーンとかあったそうです。
ごろごろ…。ちょっと見たかった(笑)

あと、同様にイエスと群衆(モブ)の物語。
イエスの逡巡/矛盾に対して、ユダは矛盾の統一をする役、
マリアは献身な愛で包む役。
(深いですね)

ユダが「なぜだ、My god!」って言ってますが
これはイエスのことじゃないですよ。
イエスは神の子です。

うん、そうですよね。と思って聞いていたんですが
「なぜあなたは私を選ばれたのだ~」
も神に対して言っているんですね。
ジーザスだと思っていました。ジーザスが選んだのかと。
(ラブストーリーだと考えるとそれはかなりヒドイですね)

イエスのなきがら。
この舞台で一番重さを持つ、一番生きているもの。
(これまた深いですね)

衣装について

「群衆は地面から生まれた、群衆=地面である」という意味で
冒頭は群衆が横たわっているシーンから始まるとのこと

群衆の代表として、大森さんとあと女性の方が実際に衣装姿で舞台に立ってくださいました。
大森さんは、鞭打ちもやるので、
上半身にボディメイクを付けます。それに10分くらいかかるらしい。
群衆の衣装はタオル地にネット。下は白ジーンズを染めたもの。
破れたりとかは基本そのまま使う。

何かメモが前後しているんですが
鞭打ちに戻って、肩の部分と頭はアメフトのプロテクター&ヘルメットだそうです。
これはNYでも映画でも?そうらしいです。←ちょっとここメモってなくてあやふやです。

ジーザスの「鞭打ちの時だけの服」。
これは名古屋のイベントでも聞いたことがありました。
マジックテープで付いていて、
鞭打ちで引きずられている時に抱きしめる女性が外すとのことでしたね。

鞭打ちの傷はこれも名古屋で実際に触らせてもらいましたが
ウレタン素材のものを使い捨て(昔は使いまわしていた)。
昔は両面テープでジーザスの背中に付けていたので、
十字架に傷が貼り付いたりしていたそうです。
(今は汗をかいても取れないノリを使用だそうです)
俳優3人と床山さんが20~25分かけてジーザスの背中に貼るとのこと。
今は、開演前に貼っています。
傷を負ったまま舞台が進行しているわけですね。
(昔は、ジーザスが舞台に出ていない間に貼っていたそうです)

鞭打ちの終わりに、ジーザスの服を剥ぎ取りますが、
それはしつけ糸で「取れやすく取れにくく、微妙に」縫い付けているとのこと。
今は、ひざにプロテクターが付いています。
数年前からっておっしゃってたのかな、
「あれ、神永ジーザスの時から?」と思った記憶があります。

照明は沢田祐二氏が30代の頃に担当。
沢田祐二氏は現・日本照明家協会会長の方です。

神殿のシーンではアンバー調で人工的だったり、
回廊(「いらっしゃい、お安くします」のシーン)は猥雑なイメージ、
裏切りのシーンは向かう道はひとつしかない感じ、
12使徒のシーンは「墨流し」、中央部分がユダの心の範囲で
ジーザスはそこには入ってこない、とか
実際にそのシーンの照明を再現してくださって+解説があり
おお、なるほど。と思いました。
(すみません、この文章読んでいるだけじゃさっぱり意味不明ですよね…)

この後は、541人の参加者の中から限定10人が
実際に十字架を持ち上げる?引きずって動かす?体験コーナーがありました。
私、ちょうどこの日の朝に
「ジーザスが自分が磔になる十字架を背負って引きずってくるけど
あれってどれくらいの重さなんだろう…」って思っていたんですよ!
なんというタイミング!神様の思し召し!
と思ったけど、10人の中から外れたので、重さは分かりません(笑)

その後、順番に舞台上手から砂漠の裏側を回って下手から戻るという
体験もさせていただき。
ジャポネスク版の時にも舞台に上がって大八車を持ち上げさせてもらったのですが
エルサレム版で舞台に上がらせてもらうのは多分初めてです。
砂漠の後ろは階段になっていて(ご想像通りかと思いますが)
8段ありました。なんの情報だ(笑)

541人が順番に舞台に上がっていく間、
土屋先生が質問に答えてくださっていました。
結構突っ込んだことや専門的なこと、他演目についても答えてくださり
興味深かったです。

質疑応答で、土屋先生が話された一部です。順不同というか思い出した順に。
(専門的な質問もかなりあって、ついていけなかったので一部だけです)

ピラトの杖がマイクになっている。
(「語れジーザスクライスト」のシーンです。これは有名ですね)

ユダが消えるシーン(自殺のシーン)
床に4枚の布が重なっているところがあって
ユダは「なぜだ~」と言いながら足元を見る演技をしつつ
その布をどけると、小さなせりになっている。
それがゆっくりと降りる。
人が一人隠れるほどの「深さ」が必要なので、
舞台の斜面の上の方に設置されている

ジャポネスクバージョンとエルサレムバージョン。
オペラ座の怪人以降は作品を「パッケージで買う」(ので演出変更不可)。
JCSやキャッツ、エビータは「台本と曲だけ買った」(ので自由に演出できる)。
今はパッケージで買う方が主流だが、
今でも台本と曲だけ買うこともある。

金森馨さんの「リアリズム」について。
金森さんの言う「リアリズム」は、
「観客から見てどれだけ本物に見えるか」
だったかな…。
この質問の時、ちょうど舞台に上がらせていただいていたので
ちょっとよく分かりません。

劇団四季の演目の照明のLED化について。
これは照明スタッフさんが答えてくださりました。
現在LEDは半分もない。
特に子ども演目はゼロ。
土屋先生に変わって、温度がどうという話をされました。LEDだと温度が出ない?
ただし、電球がなくなっていくので、今後は必然的にLED化される。
今は移行途中とのこと。

ジーザス役は背が高い人を選ぶのですか?たまたまですか?というような質問に対し
「…………。そういえばみんな背が高いね。
山口裕一郎もそうだし、神永もそうだし、柳瀬大輔も高いし。
確かにそうだね」
と土屋先生も新発見だったようで。
答えとしては、ジーザス役のイメージというものが
(演出家側にも俳優側にも)あって
そのイメージに合う俳優が採用されるんじゃないか、とのことでした。
十字架のサイズに合わせて決めるわけじゃないですよ、とのこと。

「オペラ座の怪人」や「人魚姫」でボートが出てくるシーンがありますが、
頑張って探してもレールのようなものが床に見えません。
あれはどうやって動かしているのですか?というご質問。
土屋先生は、リトルマーメイドには関わってなくて分からないそうですが、
オペラ座の怪人に関しては
船(ボート)に車輪が付いていて、無線でスタッフが動かしているとのこと。

磔はどうなっているのですか?
「え……?実際のイエスの磔についてですか!?」と土屋先生。
実はセミナーでもすでに解説していたので、すでに言ったことに対して質問されて
驚かれたんだと思います。

手の部分は何かではさみます。
(実際にはさむ道具を持って来てくださったのですが、ちょっと見えず)
足は台に乗っているだけです。

足、固定されていなかったのか!
それは知りませんでした。
私、高所恐怖症なので、固定されていなかったら足がすくんで十字架から落ちます…。

「実際の磔は違いますよ」と釘を刺していらっしゃいました。二重の意味で(笑)



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2018.2.23ジーザス・クライスト=スーパースター 新旧キャスト比較など
2018年02月24日 (土) | 編集 |
前日に清水大星ジーザス&佐久間仁ユダ&谷原志音マリア
新キャストを観たので
今回の神永東吾ジーザス&芝清道ユダ&山本紗衣マリアと
ちょっと比較してみました。
注:私の一方的な主観です。

前日のレポは「2018.2.22ジーザス・クライスト=スーパースター いろいろ新キャスト」へ。

Wキャストさんは、太字が今日のキャストです。

ジーザス・クライスト 清水大星 (20日~22日)
神永東吾 (23日~25日)
イスカリオテのユダ 芝 清道 (23日~25日)
佐久間 仁 (20日~22日)
マグダラのマリア 谷原志音 (20日~22日)
山本紗衣 (23日~25日)
カヤパ(大司教) 高井 治
アンナス(カヤパの義父) 吉賀陶馬ワイス
司祭1 佐藤圭一
司祭2 賀山祐介
司祭3 高舛裕一
シモン(使徒) 本城裕二
ペテロ(使徒) 五十嵐 春
ピラト(ローマの総督) 山田充人
ヘロデ王 阿部よしつぐ

登場(歌)順にユダから。
存在感が全く違いました。
佐久間さんのユダは、ペテロやシモンと(歌と出番は多いものの)「同格」
という印象でしたが、
芝さんの貫禄はさすがです。
もしかして、佐久間さんの時、スポットライト当てるの忘れてた?と思ってしまうほど
存在感が違います。
最近芝ユダと言えば、何かと心配されている「声」ですが、
この時は絶好調とは言えないまでも、とても良かったと思います。
そして芝ユダは、何より安定していました。
佐久間さんの方が良かったかなと思うのは、振りというか動きというか。
芝さんは、「はい、ここで振り返って」とかパターン化されていたので、
佐久間さんの動きには新鮮さがありました。
(でも芝さんの動きにも、今回変化があったように思います)

芝さんファンですが、JCSファンとしては若い新ユダも観たいんです。
でも佐久間さん(ジーザスと同世代?)だと舞台慣れというか主演慣れ?
していないので、目立たず埋もれてしまっています。
正直、歌もイマイチです。
もうちょっとジーザスと芝さんの中間くらいの世代の歌える俳優さんを
ユダに抜擢できないものでしょうか。

ユダで語り尽くしてしまったあたりで、次にジーザス。
清水ジーザスの高レベルにも驚きましたが、
やはり、神永ジーザスもすごい。
どちらも、マイナスを付ける要素が全くないです。
私が観た2回に限定すると、清水ジーザスの方がゲッセマネのロングトーンが長い、
神永ジーザスの方が「あーーーーーーー!」の声が高い気がしました。
個人的には神永さんの方が好きですが、
清水ジーザスも十分満足しました。

マリア。
谷原志音さんの時は、20列目だったので表情などがよく分からないと思ったのですが、
山本紗衣さんの時は、23列目だったにも関わらず、
ジーザスを愛する気持ちが伝わってきました。
山本さん、可憐で素敵なマリアです。歌も言うことないし。
谷原さんは下手ではないけど、ちょっと役に合ってないかな…。

次は新キャストの感想を書いていきます。
前日のものと一部重複するかも、です。

山田ピラト。
この人、すごくいいですね。
村ピラトの慈愛に満ちた声も大好きなんですが、
山田さんは歌える上に演技派だと思いました。
(いや、村さんが演技派ではないという意味ではないです)
特に大仰な動きをしているわけでもないのですが、
ピラトの困惑、動揺が20列目、23列目までも十分伝わってきます。

阿部よしつぐヘロデ王。
クロパン演じていた人のヘロデ王!ということで
観る前から期待値が高すぎたんだと思います。
割と普通です。
普通といっても、下村ヘロデを観たことない人が見る分には
問題ないというか、レベル的には高いんじゃないかと思います。
下村さんは別格として、個人的には大塚俊さんのヘロデが実は好きでした。

あとは思いつくままに…。

本城シモンの「呪わせてくださいローマを!」。
前日は「なんか、変化球来た!?」とよく分かっていなかったのですが
「呪わせてください」までは普通に歌って、
「ローマを」でオクターブ上げている&音量も上げているんですね。
これ、いいですね。
「とこしえの栄光とー!」も5回目(ラスト)上げていました。

高井カヤパ様とワイスアンナスと3司祭ズもバランスが良かったです。
高井さんがカヤパ様だと
チケット代にすごくお得感があるのは私だけではないはず。

この日は、舞台美術のセミナーイベントもありました。
参加してきました。
また別にレポを上げたいと思っているのですが
さて、できるのでしょうか…←さすがにすごく疲れています。




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2018.2.22ジーザス・クライスト=スーパースター いろいろ新キャスト
2018年02月22日 (木) | 編集 |
Wキャストさんは、太字が今日のキャストです。

ジーザス・クライスト 清水大星 (20日~22日)
神永東吾 (23日~25日)
イスカリオテのユダ 芝 清道 (23日~25日)
佐久間 仁 (20日~22日)
マグダラのマリア 谷原志音 (20日~22日)
山本紗衣 (23日~25日)
カヤパ(大司教) 高井 治
アンナス(カヤパの義父) 吉賀陶馬ワイス
司祭1 佐藤圭一
司祭2 賀山祐介
司祭3 高舛裕一
シモン(使徒) 本城裕二
ペテロ(使徒) 五十嵐 春
ピラト(ローマの総督) 山田充人
ヘロデ王 阿部よしつぐ

見覚えのあるお名前ばかりなのですが、
なんと、新ジーザス、新ユダ、新マリア、新ピラト?、新ヘロデ王
の登場です。

ユダから行きます。
シモン経験者の佐久間仁さん。

声量はあります。
ただ、音程が不安定なのと、声がひっくり返りがちなのが
気になります。
また、存在感がない…。
芝ユダと同じ衣装を着ているはずだよね!?と思うほど目立たないです。
もうちょっと経験を積んでから観たいです。

清水大星ジーザス。
こちらは確か司祭経験者ですね。

見事です。
私は神永ジーザスが好きなのですが
神永さんが徐々にジーザスになっていったのに対し、
清水さんはすでにジーザスとして完成形と言えそうです。
「死に様ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」のロングトーンも
芝ジーザスか!?と思うくらい長かったです。

谷原志音マリアは
最初は「いい!」と思ったんですが
なんか、声質がマリアっぽくないというか…。
細かい所作や表情は今回20列目だったのでよく分かりませんでした。

高井カヤパ様は相変わらずの重低音が素敵。
「やあ、皆さん、他でもないが~」ってファントムの声にしか聞こえません。

アンナスはもうワイスさん一択という感じですね。
ワイスさんもどんどん良くなってきていると思います。

司祭は誰が誰だかよく分かっていないのでパス。

本城シモン、なんだか久しぶり?
「呪わせてくださいローマを!」のところ、
「ローマを!」で大きなアレンジが入りました。
初めて聞くアレンジでした。

「とこしえの栄光と~」もラスト上げていました。

本城さんの方がユダをやれる気がします。

五十嵐さんペテロも頑張っていますね。
優しいお声なんですが、
もうちょっと個性があってもいいかな。

ピラトの山田さん!
ピラトは絶対村さんじゃないと嫌で、
青緑さんは若干苦手だったんですが
山田さんのピラトはとても良かったです。

20列目なので、どのキャストも表情とか見えないんですが
山田ピラトの困惑し、動揺する様子はとてもよく分かりました。

ヘロデ王の阿部さん。
美しいと評判のようなのですが
やっぱり20列目だと美しさは分からず…。
「ノートルダムの鐘」のクロパンやっている方ですよね。
もっと下村ヘロデに近いヘロデかなと期待していたのですが
割と無難に仕上げていらっしゃいました。

ヘロデガールズって、なんか白いふわふわの羽根みたいなのを
持っていませんでしたっけ?
今回なかったです。

ソウルガールも3人いませんでしたっけ?
なんだか2人でした。
(でも、カーテンコールでは3人いました)

佐久間さんの「スーパースター」を聞きながら
これなら、昔のソング&ダンスの阿久津陽一郎さんのスーパースターの方が
上手かったんじゃないかなあなんて思ってしまいました。

今日はものすごく体調が悪く、
何度も席を外そうかと思いましたが
なんとか耐えました。

明日も23列目のチケットを取っているのですが
行けるか不安です。

でも、神永ジーザスと芝ユダはみたいので頑張りたいです。




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4/14「オペラ座の怪人」観劇感想(覚え書き)
2017年05月06日 (土) | 編集 |
今更ですが。
横浜:KAATにて。

オペラ座の怪人 佐野正幸
クリスティーヌ・ダーエ 苫田亜沙子
ラウル・シャニュイ子爵 光田健一
カルロッタ・ジュディチェルリ 河村 彩
メグ・ジリー 小川美緒
マダム・ジリー 早水小夜子
ムッシュー・アンドレ 増田守人
ムッシュー・フィルマン 青木 朗
ウバルド・ピアンジ 永井崇多宏
ブケー 橋元聖地
ムッシュー・ルフェーブル 中村伝

今回は何かとよく通った大阪公演の時を思い出しました。
安定と新たな発見。
佐野怪人に苫ちゃんクリス、増田さん&青木さんの支配人コンビ。
「ああ、これがオペラ座の怪人だ」と再認識しました。
とても素晴らしかったです。

たまたまだったのか、劇場が乾燥しているのか、
音を外す、または声がひっくり返るキャストさんが多かったです。
音を外した順にピアンジ・カルロッタ・ラウル・ファントム…でしょうか。
まあ、佐野ファントムの声が裏返るのは熱演の証しなので。
その中、苫ちゃんクリスはとても安定していました。

今回の横浜公演から、オークショナーがルフェーブルではなく、レイエになったそうです。
今回だと深見さんですね。
最初は淡々としているけれど、どんどんと深みを増す感じです。

佐野ファントムは久しぶり(何年ぶり?)でしたが、
やっぱり良かったです。

苫ちゃんクリスはやっぱり一番好きなクリスティーヌです。
だんだん貫禄が出てきたような気がしますが。
あと、昔はもっとキャピキャピしたクリスだった気がしますが、
落ち着いてきた感じですね。
どちらも好きです。

そして今回はラウルデビュー直後の光田健一さんを見ることができました。
冒頭の「オルゴールこれだ~」からよく通る綺麗な歌声でした。
歌はとても良かったんですが、セリフになるとちょっとぎこちなさが気になりました。
光田さん、身長がとても高く、佐野ファントムよりも高かったです。

小川さんのメグも良かったです。
小川さんのメグは何度か見ていると思うんですが、
今回はなんだか雰囲気が違っていてとても良かったです。

早水さんのマダム・ジリーは初見だったのかなあ。
意外と役に合ってないというか…。
もっとソロで朗々と歌う役の方が早水さんには合っている気がします。
ちょっともったいない。

生オケ、素晴らしかったです。
生オケ×芝ファントムも観てみたいなあ。迫力ありそう。

今回、演出変更が多数あり…。
演出変更があるのを知らなかったんですよ。
チェックしてから行けばよかったなと思いました。
マスクを外されたファントムの素顔が変わっていたのは、あれ?と思いましたが
ファントムのマスクまで変わっていたとは。
気づきませんでした。

個人的には、墓場にてのラストでクリスティーヌが歌い上げるところや
その続きのファントム×ラウル×クリスの三重奏は「おお!」と思いました。
一方でラストのクリスとラウルがボートに乗って歌うAll I Ask of Youが
クリスとラウルが交互に歌うところは前の方が良かったなと思ったり。

でも、全体的にとても良くて感動しました。
また行きたいけど、交通費だけで3万近くかかるからなあ…。
チケット代も値上げされたし。
おとなしく京都公演まで待つしかなさそうです。



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2015.11.12オペラ座の怪人(芝ファントム以外の感想)
2015年11月18日 (水) | 編集 |
芝ファントムに特化したレポというか感想は以下の二つです。

2015.11.12オペラ座の怪人(名古屋公演)芝ファントム感想編第1幕

2015.11.12オペラ座の怪人(名古屋公演)芝ファントム感想編第2幕

ここでは、それ以外の感想を。

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クリスティーヌのロビーに楽屋が再現されていました。
(クリックで大きくなります)

DSC_1231.jpg
100万人来場記念ボード!
メインキャストのサイン入りです。
(クリックで大きくなります)

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本日のキャストボード
(クリックで大きくなります)


今回、名古屋の劇場の4列目のセンターで見たんですが。
舞台はとても見やすいです。
やっぱり表情までよく分かる前方で見たいですね。
ただ、イルムートの時のアーチ状のファントム、
首を90度曲げて真上を見上げないと見えないです。
シャンデリアも4列目よりもさらに後ろまで行ったので、
真上からさらに首をそらすように見ないといけないのが
辛かったです。

次行く時は、7~10列目くらいが取れるといいな。


オペラ座の怪人 芝 清道
クリスティーヌ・ダーエ 山本紗衣
ラウル・シャニュイ子爵 北澤裕輔
カルロッタ・ジュディチェルリ 河村 彩
メグ・ジリー 小川美緒
マダム・ジリー 佐和由梨
ムッシュー・アンドレ 賀山祐介
ムッシュー・フィルマン 平良交一
ウバルド・ピアンジ 永井崇多宏
ブケー 佐藤圭一

では、順番に見ていきましょう。

クリスティーヌ(山本紗衣)
初見です。
見た目の華やかさはないんですが、歌はとても綺麗でした。
クリスの聴きどころ、「Think of Me」も「墓場」にても見事でした。
でも歌え!私のために!のところの「あー♪」は全然出ていなくて心配になるほどでした。
あとセリフになるとイマイチ。
でも、目とか表情で一生懸命語っていると思いました。

ラウル(北澤裕輔)
北澤さんのラウルを見るのはなんとも大阪公演以来。
支配人・アンドレ役とか、JCSのヘロデ王とかでは見ていましたが
久々の王子様ラウルー!
と期待して行ったら、なんだか老けていました。お疲れ?
大阪の時のキラキラ王子様ラウルじゃなかったです。
演技と歌は文句のつけ用がないのは書くまでもないですが、
ALL I Ask of Youとマスカレードのクリスのリフトや抱きかかえるところ、
全部なんだか大変そうでした。
よいしょっという感じで、手や体がプルプル震えていたり。
でも、マスカレードの肩のせリフトはありました。
リフトされる側もコツがいると思うので、北澤さんだけのせいではないかも。
クリスにひざまずくところ、足先まで伸ばすのがとても綺麗です。

カルロッタ(河村彩)
河村さんのカルロッタは可愛いですね。好きです。

メグ・ジリー(小川美緒)
荒井メグ以上のメグは出てきませんね…。
小川美緒さんはその中ではなかなか良かったと思います。
クリスと本当に仲がいいんだなあという雰囲気でした。

クリス:パパが贈ってくれたー 音楽の天使がー
    教えてくれたのー 私にうーたーをー♪
途中でをかしげるメグもいたような気がするんですが、
小川さんはずっと笑顔、ラストは満面の笑顔でクリスに頷いたのが印象的でした。

マダム・ジリー(佐和由梨)
セリフは低い声で、間を取るのがすごく上手いです。
演技面ではかなり良いマダムだと思います。
ただ、歌になると、声が可愛らしすぎてセリフの時のイメージがちょっと違いますね。

アンドレ(賀山祐介)
マダム!そのことは我々の口から申し上げたかったですな!(うろ覚え)が
かなり本気で怒っているという感じで、それ以来
怒りっぽい感じというかちょっといつもイライラしているアという印象のアンドレでした。

フィルマン(平良交一)
悪くはない。というか良いんですが、
賀山アンドレとセットになると、どうもどっちがアンドレでどっちがフィルマンか
キャラクターの違いが薄いです。
アンドレがイライラしすぎているのと、フィルマンが真面目すぎるからかな。









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2015.11.12オペラ座の怪人(名古屋公演)芝ファントム感想編第2幕
2015年11月14日 (土) | 編集 |
1幕の感想はこちら→「2015.11.12オペラ座の怪人(名古屋公演)芝ファントム感想編第1幕

1幕の時に書きましたが、
以下は私の超・主観的な感想ですので、
11/12のマチネ、約1000人の観客の1000通りの感想の内の1つと思ってお読みください。

まずはマスカレードのレッドデス。
特に芝さんらしさというものもなく普通でした。
スコアも丁寧に投げていたような。

飛ばして、墓場にての後、
すでに1幕でちょこっと書きましたが、
「ここへおいで私の愛しいクリスティーヌ」←すごく優しいお声なんです。
「エンジェルかしら それともパパの声なの」
うん、ここならエンジェルやパパの声と思っても不思議ではない。
ここから始まるデュエットは本当に素晴らしかったです。
ラウルが邪魔しに来るわけですが…。
「ラウル邪魔!」と初めて思いました(笑)←一応私はラウル寄りのはずなんですが

念願の!
「もーはや ひけーない♪」
キタ━(゚∀゚)━!とこの1回の公演で何回思ったことだろう(笑)
低音がすごい美声で綺麗ー!
このシーンはどのファントムさんとでももうドキドキしますね。
ラストのデュエット
「もはや退けない 行く手には ただ一筋の道がー!!!」(合ってます?)大迫力でした。

マントを外されて他の人たちにも正体がバレても、堂々とした佇まいのファントム。
でも、マスクまで外されてしまって、「うわぁ!」(?)と悲鳴をあげ
銃をよけてクリスを連れ去ります。

地下室での芝ファントムは怒り・悲しみいろんな感情が渦巻いているように見えました。
白いウエディングドレスのクリスティーヌ。
ファントムが自分と結婚させようと思って着替えさせたのだと思っていましたが、
芝ファントムの場合は、「結婚」というより、
一番大切な宝物であるクリスに、一番素敵なドレスを着せ、
ずっと人形のように愛し続けたいと思ったのかなと思いました。

ラウルが来て…。
私の好きな三重奏。
「許さない。選べ」とても冷たく言い放った感じでしたが。

クリスティーヌのキス。
クリスに抱きしめられ、再びキス。

ファントムもクリスを抱きしめたいんだけど…。
その一歩手前でこらえているのが分かります。

ファントムがろうそくの火でラウルの縄を切るシーン。
ラウルも覚悟の表情が見えるし、どうなるんだろうと(知ってるけど)緊迫するシーンでもあります。
縄を切ってから、背を向けてろうそくを戻す(?)ところに哀愁を感じてしまいました。

クリスとラウルが出て行ったあと、
切なげにマスカレードを口ずさむファントム…
そこに戻ってくるクリス…。

「クリスティーヌ、I Love You...」
(´;ω;`)
なんだろう、常にクリスやラウルよりも上の立場に立っていようとしたファントムが
初めて同じ高さのところに立ち、思いを伝えたという感じでしょうか。
すごく切なかったです。

ラスト
「我が愛は終わりぬ 夜の調べと共にーーーーーーーーーーーーーーーーっ!」
わあ、出てきたロングトーン!
あんまり長いと最後隠れきれないので、
まだまだ余力はありそうな状態のまま、一人玉座に向かいました。


長々書いたけれど、結論をまとめると
・演技派
・声楽出身じゃないけど、声がいい。音は時々外れている
・音楽の天使というよりまさに「オペラ座の怪人」
という感じでした。
また、すごく気合の入った本気の演技でした。
これ、その内、多少手を抜いた演技になってしまうんだろうか…。
50回目(だったらしい)の今回は、まだまだ本気120%の演技でよかったです。

他のキャストについてもまた書こうと思っています。





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2015.11.12オペラ座の怪人(名古屋公演)芝ファントム感想編第1幕
2015年11月12日 (木) | 編集 |
芝さんファントムを一度見たくて取りました。
名古屋初日、実際にデビューを確認してから
即10月の初めに空いていた席を取ったものの、
それは手放してしまったんです。

そろそろ見ておかないと、キャストが変わってしまうかなと思って取りました。

そして、2年半ぶりの「オペラ座の怪人」です。
いつ来ても開演前の雰囲気がとても好きです。
ちょっとこの日は高校生の団体さんが多すぎて、かなり賑やかでしたが。

メインキャスト全員の感想を書きたいと思っているのですが、長くなるので
まずは目当てで行ったオペラ座の怪人役・芝清道さんの感想(第1幕)をいったんアップします。

以下は私の超・主観的な感想ですので、
11/12のマチネ、約1000人の観客の1000通りの感想の内の1つと思ってお読みください。

というわけで、芝ファントム。
Song & DanceでMusic of the Nightを聴いたときは
どうも「よそ行き」な感じというか、大人しいというか、ぶっちゃけ芝さんっぽくないというか
物足りなく感じていました。

そういう物足りなさがファントムを演じる上であるんじゃないかなと思っていたんですが
全然、物足りなさはなかったです!
とても作りこまれ、とても丁寧に演じられ、
「歌い手:芝清道」ではなく「俳優:芝清道」だとつくづく実感できたファントムでした。

私の宝物に 手を出すやつ
無礼な若造め 愚か者め
 

キタ━(゚∀゚)━!という感じですね。
1音1音が丁寧に歌われて、低音がとても迫力があります。
怖いくらいです。

エンジェルの声が聞こえる
包んであたしを 


いやいやいや。(・∀・;)
この声はどう考えても「エンジェル」じゃないですから。
どっちかと言えば、地獄から来たユダ悪魔ですから。とツッコミたくなりましたが。

でも、順番が前後しますが、墓場にての後のフレーズ
ここにおいで私の~♪
は、とても優しかったんです。
歌詞によって歌い方を変えているんだなあと思いました。

The Phantom of the Operaの芝さんはとても良かったです!

Music of the Nightも、前述のSong & Danceの物足りなさはなく、
なかなか緩急のついた歌い方で
ソンダンの「1曲だけ」というのとは違い、物語の中に上手く入り込んでいました。

表情は仮面をしているので分かりづらいですが、
手!
力強かったり、小指から順に薬指、中指と折って手をグーにする仕草がセクシーだったり
手に存在感が出ていました。

歌は声楽系じゃないけど、それも含めて新たなファントム像の誕生という感じでした。

マスクを外される前の作曲シーン。
橋元聖地さんのファントムが個性的で一番好きかなと思っているんですが、
芝さんはなんだかとても丁寧に作曲している雰囲気が出ていました。

マスクを外された直後、激おこファントムの
「地獄へ行けー 呪われろー」が叫ぶのではなくメロディに乗せていたのが意外でした。
(芝さんのドラゴンボイスで)怒鳴るよりもかなり弱い気がするんですが、
「地獄へ行け・呪われろ」と本気でクリスに言ったわけじゃないという解釈なのかな。
と思ったのは今です。(おい)

「ボックスの5番は開けておけといったはずだ!」からのファントム。
「何?カエルだって、カルロッタ。ふん」と(ここだったと思う)なんだか鼻で笑ってみたり
そして、3幕のバレエでブケーが殺された後の
「ハーハハハハッ」の笑い声がもう恐ろしく狂気じみていたり。
なんだか、新たなファントムです。←すでに何度か目

All I Ask of Youの後の「愛を与えた、音楽を与えた」からの高音が出ていませんでした。
外したり裏返ったり…と連投でお疲れでしょうか。
芝ファントム目当てで行っておきながらなんですが、そろそろお休みされた方が良いのでは。
低音はとても綺麗なんだけどな。
高音のファルセットがどうも出にくいようです。

「これほどの恥ずかしめを決して許しはしないぞーーーーーーー」ロングトーン披露!

「行けーーーーーーっ!」の後にも再び狂気の笑い声!

この勢いで2幕に続くか、私。




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