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大阪生まれ大阪育ち独り暮らしうつ病。猫とキラキラしたものと天然石が好き。
シンギュラリティ(少し追記し、カテゴリも変えました)
2023年05月07日 (日) | 編集 |
「シンギュラリティ」という言葉を初めて知ったのは
ここに引っ越してくる前か後かちょっと覚えていないのですが
まあ6~7年くらい前だったと思います。
英語の勉強をしていた時です。
リスニングの教材だったアメリカの科学者のインタビューの中に
「Singularity」という言葉が出てきて
和訳として「技術的特異点」と書かれていました。
「人工知能が人間を超える時点」というような感じの意味です。多分。
(追記:「超える時点」ではなく「AIと人間の脳が等しくなる時」みたいです)
元々は1980年代から使われていたようです。

英語も日本語も聞いたことない語だな…と思っていたのですが
ここ数年で割と目にする機会が増えてきた気がします。

これは割と最近の事例ですが(あ、「私にとって」ということです)
中学や高校時代に英単語帳で必死に覚えた英単語が
いつのまにかカタカナ表記で一般的な語となった言葉って
多いなあと思います。

そういう「必死で覚えたのにカタカナのまま日本語になってしまった」英単語
をまとめた記事も
いつか書こう書こうとずっと思いつつ、書けていないのですが
今回はそういう方向の内容ではなく。

私は大学で平安時代の文学を専攻し、「源氏物語」が専門でした。
いつの話だったか忘れたんですが
当時(高校生か大学1~2年生くらいの時)、新聞の記事で
「コンピュータで分析するところによると
源氏物語の『宇治十帖』は、紫式部作ではない可能性が高い」
というのを読みました。

宇治十帖というのは、
源氏物語の主人公「光源氏」が亡くなった後の物語で
「紫式部が書いたのかどうか」というのがよく議論の的になります。
当時のコンピュータで文体などを分析したら
紫式部の文体とは異なる点が見られた、というニュースですが
これって今の最新技術で分析したら
さらに詳しく分かるんじゃないだろうかと思うので
ぜひスパコンで分析してほしいです。
(スパコンを無駄に使うなと言われそうですが)

まあ、その辺は以前から思っていたのですが。
最近ふと思いついたのは
AIに源氏物語を学習させたら、
AIが源氏物語を書けるんじゃないだろうか
ということです。
何というか、源氏物語本文には直接出てこない
特別編とか番外編とかスピンオフとかを
AIが書いてくれるんじゃないだろうか。

例えば、源氏物語には「雲隠」と呼ばれる巻がありますが
「雲隠」には本文はなく、タイトルだけしか存在しません。
「雲隠」というタイトルから、光源氏の死を表しています。

そういう巻をAIに書いてもらうとか。
いや、個人的には源氏がもっと若くて女遊びに夢中だった頃の
「本文には描かれていない恋愛エピソード」みたいなのを
読みたいです。

追記:本文のない「雲隠」とはまた別に、
元々あった(と思われる)けど、消えてしまった巻もあるようなので
その復元(?)というのも面白そうですね。

でも、AIに当時の源氏物語を学習させるとすると
AIが書くのは当時の古典文法の源氏物語・番外編になるだろうから
それをさらに現代の口語文法に書き換えもらって…。

いつになることやら(笑)

本日の画像。
(クリックで大きくなります)
20230507.png
「源氏物語」のフレークシールです!
マルイで半額になっていたのを買いました。
金の箔押しがほどこされてとても素敵なんですが、
小さなシールも多くて
老眼が進みつつある私にはちょっと見づらいです…。(ノД`)・゜・。





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